竹村 茂枝 たけむら しげえ
   

海上眺望
二見かた 沖ゆく真帆のうへにまた
しひきやふしの たかねなるらん

二見潟 沖ゆく真帆の上にまた
地引きや富士の 高嶺なるらん
二見潟=二見浦
真帆=順風を受けて、帆を船の方向と直角に張る
地引き=地引網
17.2p×15.4p

文化7年6月(1810)生〜文久4年1月24日(1864年3月2日9歿
 江戸時代後期の国学者。竹村茂雄の孫。
 伊豆君沢郡(静岡県)出身。通称は直太郎、平九郎。号は花庇陰。12歳で本居大平に、大平死後は伊勢(三重県)松坂の殿村安守に師事。書を狩谷掖斎に学ぶ。歌文を得意とし、門人に鈴木八束らがいる。

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